点滴療法

点滴療法

1.高濃度ビタミンC点滴療法

一度の点滴でおよそ15gのビタミンCから開始し、25g、50gなどと増量し、大量のビタミンCを投与する療法を
高濃度ビタミンC点滴療法といいます。
この治療法は近年新しいがん治療法として注目されており、正常な細胞には毒性がなく、がん細胞のみに作用することが
できるといわれています。
ミトコンドリアの機能を正常化し、免疫細胞を活性化すると言われ、
身体に毒性がなく、かつ免疫力を高めがん細胞のみを叩くという身体に優しい治療です。
米国やカナダで広まり、米国では2009年現在2万人程の医師が施行しているといわれています。
高濃度ビタミンC点滴療法が適応となるのは

  • (1) 標準的がん治療が無効の場合、
  • (2) 標準的がん治療の効果をより確実にする、
  • (3) 標準的がん治療の副作用を少なくする、
  • (4) 良好な体調を維持しながら寛解期を延長させる、
  • (5) 代替療法による治療を希望する場合などです。


●ビタミンC注射薬の品質に注意!~点滴は品質の良いビタミンC注射薬を使うクリニックで~

(1)防腐剤入りの注射薬は使用していません。
高濃度ビタミンC点滴では、外国製の防腐剤の入っていない、安全なビタミンC注射薬(1本25g)を使います。国産の注射薬には全て防腐剤(ピロ亜硫酸ナトリウム, チオグリコール酸ナトリウム)が添加されているので、高濃度ビタミンC点滴には向きません。当院では防腐剤の入っていない安全な製剤を使用しています。

(2)海外から冷蔵空輸されたビタミンC注射薬のみを使います。
ビタミンC注射薬は温度に不安定なため、製造工場からクリニックに届けるまで2~8℃の冷蔵保管が義務づけられています。ところが、中にはこの規則を守らないで、冷蔵せずに輸入する業者がいます。当院では、アイルランド工場から冷蔵コンテナで日本に輸入しているマイラン社製ビタミンC注射液を使用しています。

※院長は、高濃度ビタミンC点滴療法認定医(点滴療法研究会)です。
※副作用も比較的少なく、あらゆる治療法との併用が可能です。

2.グルタチオン点滴療法

グルタチオンは脳にとって最も重要な抗酸化物質の一つであり、
脳を様々な有害物質から守る役割を担っています。
パーキンソン病患者の脳内において、この重要な物質である
グルタチオンが減少していることが分かっています。
この事実をもとに、イタリアのSassari大学のチームが実際に
パーキンソン病患者にグルタチオンを点滴投与したところ
症状の著明な改善が認められました。
米国においてはDr.Perlmuterがこの治療法を積極的に行い
非常に有効な治療であると報告しています。
そして、現在では南フロリダ大学において臨床研究が進行中です。
グルタチオンは副作用も非常に少ない、安全率の高い医薬品で、
薬の副作用の治療に使われることもあるぐらいです。
パーキンソン病や脳神経疾患、認知症の場合に、最大4000mgを
点滴で投与します。

この投与量は通常投与量の数倍以上になります。
頻度は週に2回程度、約3ヶ月間行います。
病状の改善が認められれば、
その後は維持プログラムとして
週に1~2回のペースで治療します。1回の点滴時間は約30分です。
当院ではこれにサプリメントを加えて経過をみます。
有効率は40~60%で、劇的に効果があるケースから
まったく無効である場合もあります。

それでも無効な場合は、グルタチオンに他の製剤を加えて
治療します。

当院ではそれを「グルタチオン療法アドバンス」と呼んでいます。

3.マイヤーズカクテル

「マイヤーズカクテルは米国自然療法医の定番です。人間の体の中に存在する栄養素であるビタミンやミネラルだけの
点滴療法で、気管支喘息、偏頭痛発作、慢性疲労症候群、線維筋痛症などさまざまな疾病に有効です。
ビタミンB1,B2,B3,B5,B6,B12,ビタミンC、グルタチオン、マグネシウムなどの点滴製剤を使います。
適応疾患は以下のとおりです。
気管支喘息、偏頭痛発作、全身倦怠・疲労、慢性疲労症候群、線維筋痛症、こむら返り、急性上気道炎、
慢性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、慢性蕁麻疹、甲状腺機能亢進症、心不全、狭心症、生理不順など。
もともと人間の体の中に存在する栄養素であるビタミンとミネラルの点滴療法です。
副作用は殆どない安全な点滴療法です。

4.プラセンタ注射 & 高容量プラセンタ注射

プラセンタエキスはプラセンタ(胎盤)から有効成分を
抽出したものです。プラセンタエキス(胎盤抽出物)にはアミノ酸、
活性ペプチド、ビタミン、ミネラル、酵素、核酸、といった種々の
生理的な活性物質や、肝成長因子、神経成長因子といった
生理作用の強い各種因子が含まれていることが知られています。
胎盤抽出物を含有する医薬品が肝炎、肝機能不全の治療に
開発されました。最近になり、アトピー性皮膚炎、神経痛、
リウマチなどの痛みの緩和など、さまざまな疾患への
効果がみられ、さらに抗加齢領域でも注目されています。
アンチエイジング、若返り、自己免疫疾患、アレルギー性疾患、
婦人科系疾患(更年期障害、生理不順、月経困難、
乳汁分泌不全症等)、また、美容目的分野として、
美白、肌のたるみ、小じわの修復を目的に使用されています。

5.水素点滴

高濃度水素水を直接体内に点滴投与することで、強力な還元力を発揮し、体内の悪玉活性酸素を除去します。
<前日までに要予約>

(例)
・水素温熱免疫療法と併用して(がん治療など)。
・遠赤外線温熱療法と併用して(美容、免疫力アップ)。
・抗がん剤の副作用軽減に
・自己免疫性疾患(リウマチ、潰瘍性大腸炎など)、膠原病、アレルギー性疾患(アトピーなど)などの炎症性疾患に。
・血管性疾患(脳こうそく、心筋梗塞など)の予防と後遺症対策に。
・美容、アンチエイジングに(細胞からの若返り)。
・その他

6.ウクライン点滴療法

ウクラインはクサノオウというケシ科の越年草(植物)から抽出した成分とThiotepa(チオテパ)という化学療法剤を結合させた薬剤で、点滴にて投与します。

主にヨーロッパを中心にがんの代替医療に使用されています。
その抗がん作用については数十年前から研究が行われており、培養細胞を使った実験や動物実験では、非常に優れた抗腫瘍効果が数多く報告があります。
人間における有効性を示す症例報告や臨床試験も数多く発表されています。

ウクラインは抗がん剤として、ヨーロッパの一部・メキシコなどで認可され、米国とオーストラリアで「膵臓がんに対する稀少疾病用医薬品」に指定されています。

これまで報告されている症例報告や臨床試験の結果では、標準的治療が効かなくなったがん患者に対してウクラインを使用してみる価値があることを示唆しています。

ウクライン

<ウクラインの特徴>
ウクラインは、注射にて投与するとすみやかにがん細胞に集中します。
がん細胞の核の部分に蓄積してがん細胞にアポトーシス(細胞死)を引き起こしますが、正常細胞にはほとんど蓄積しないため、正常細胞への毒性はほとんどないと言われています。

また、血管新生阻害作用があり、腫瘍の増大を抑制します。
さらに、キラーT細胞やNK細胞を活性化して、免疫力を増強する作用もあると言われています。

<治療の流れ>
1.同意書の記入、お申込み。
2.薬剤の輸入(1回あたり1箱40本入り単位での個人輸入になります。輸入には2週間程度のお時間を要します)
3.本療法に伴う検査はありません。
4.ご予約いただいた治療日時に来院して点滴投与。週2回程度の投与が望ましい(週1~2回)。

※投与量や頻度は個別に相談の上決定します。

<適応疾患>
過去に臨床研究や論文などで有効例が報告されているがんは以下です。
直腸がん、大腸がん、前立腺がん、膵臓がん、乳がん、卵巣がん、膀胱がん、子宮頚がん、子宮体がん、口腔がん・肺がん(小細胞性、非小細胞性)、頭頚部のがん、精巣がん、その他様々な肉腫、悪性黒色腫、悪性リンパ腫など

※抗がん剤や他の標準治療との併用は可能です。
※ウクラインは海外からの個人輸入による製剤を使用します。そのため、治療費用は、輸入にかかる諸手続き費用やユーロの価格による変動することがあります。予めご了承ください。
※本療法は、わが国の保険診療で認められているものではなく、自由診療による治療法です。施行にはご本人の同意書が必要になります。

7.アルテスネイト療法

アルテスネイト 一般名【アルテミシニン誘導体】
もともとはマラリアの治療薬として世界中で使用されているものです。
アルテミシニンの発見者トウーユーユー博士は、2015年にノーベル賞を受賞しています

<適応>
白血病を含むすべてのがん腫

<禁忌>
よもぎアレルギーの方は使用できません(心配な時はアレルギー検査をおこないます)。

<作用機序>
がん細胞は鉄を多く取り込んでいるのが特徴です。
アルテスネイトは、がん細胞中の鉄イオンに反応してフリーラジカルを発生し、がん細胞は細胞死します。一方で正常細胞は鉄が少なく、フリーラジカルを消去する酵素も持つためアルテスネイトによって障害を受けません。
このほかにも、アルテスネイトには以下の作用があることがわかっています。
・腫瘍組織の血管新生を阻害する作用
・細胞外の結合組織を分解する酵素の活性を阻害(がんの転移や浸潤を抑制)
・細胞内シグナル伝達系に作用し、がんのアポトーシスを誘導する作用
など



<副作用>
正常細胞には毒性が非常に低いため、ほとんどない。

<投与法>
週2~3回、静脈内注射による投与

※本療法は、保険で認められているものではなく、現時点で研究段階にある療法です。疾患の治癒を100%保障するものではなく、すべて自費治療となり、施行には本人の同意書が必要になります。

※アルテスネイトに関してはコチラ
http://zio19.com/can/artesunate.html

 

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